OutSystems Developer Cloud(ODC)は、Kubernetes、Linuxコンテナ、マイクロサービス、AWSのネイティブクラウドサービスをベースとするアーキテクチャで構成されており、ローコード基盤に不可欠な柔軟性の高いCI/CDの実現や高度なセキュリティの確保、モデル駆動型のビジュアル開発をサポートしています。
クラウドネイティブ化には多様なメリットがありますが、アーキテクチャ全体を設計し、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニアなど多くの専門家の技術が必要になることから、自社で構築する場合には最低でも12ヵ月の期間と約3億円程度の予算が必要です。
OutSystems Developer Cloud(ODC)は、こういった多くの専門家が行なっていた作業の全てを一つのプラットフォームに統合することによって、開発者をアプリケーションロジックの実装だけに集中させることができます。その結果、クラウドネイティブアプリケーションを開発して本番稼働リリースまでの時間を大幅に短縮することが可能です。
クラウドネイティブアーキテクチャを採用したことにより、高度なセキュリティ要件の実現や大量のユーザーアクセスに対応するための高可用性設計が容易となり、またAIによる設計支援を活用することで、ミッションクリティカルなアプリケーションをアジャイルに開発することができます。
アプリケーションの負荷状況に応じで、実行環境のスケールアップ及びスケールダウンを自動で構成することができるようになり、開発者がコンテナ管理ツールの知識を習得するコストを削減し、常に適切なインフラ構成の下でのアプリケーション開発を実現します。
ビジュアルモデリング、AI、自動化などを利用した設計及び実装、アプリケーションの配備、仕様変更等を一つのプラットフォームに統合することで、チームの開発生産性とアジリティを大きく向上させます。
バックグラウンドで動作するCI/CDパイプラインとプロセスの活用で、優秀なDevOps担当者と並ぶスピードおよび頻度でのアプリケーション開発が可能です。
構成管理をプラットフォームに統合することにより、度重なるテクノロジーシフトや基盤フレームワークの変革の影響を受けずに開発を行うことができます。機能面を変えることなく、新しいテクノロジーおよびフレームワークにおける機能面以外での様々なメリットを享受することが可能です。
APIファーストに基づいてプラットフォームの基本機能がクラウドネイティブアーキテクチャで構成されているため、管理、監視、DevOps、認証、ガバナンスについても柔軟な拡張性を実現しています。
モダン認証
プラットフォームの逐次アップデート
組み込みのセキュリティ
Linuxコンテナ/オーケストレーション
サーバレスデータベース
プラットフォームとランタイムの分離
マイクロサービス
モダングローバルCDN
オートスケール
オープンテレメトリ