トップメッセージ

株主の皆さまには平素より当社へのご支援を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

BlueMemeのミッション

わたしたちを取り巻く生活環境は、インターネットとスマートフォンの発展に伴い、スマートフォンが一台あれば、様々なサービスを受けることが出来るようになりました。また昨今のデジタルトランスフォーメーション推進や働き方そのものの環境も日々変化を続けております。
しかし日本企業の多くは、この40年間、システム開発の多くを外部のシステムインテグレーターに任せてきたため、このデジタル経済の流れに出遅れ、ニーズの多様化に追いつくことが困難になっています。また、海外ではシステム開発に対して先進的な手法を随時取り入れていくことから、発展のスピードは非常に早く、その点においても、日本企業の競争力の遅れを感じておりました。
わたしたちは、このようなシステム開発と利用者のニーズの乖離を解決し、日本企業が国際競争力を向上させることをミッションとして2009年8月に事業を開始致しました。

当社グループでは、最新の開発技術を元に、企業のビジネスモデル/業務プロセスの分析からシステムを作り上げることに特化した「AGILE-DX」を提供しておりますが、最も目指しているものは「企業のシステム環境内製化の提供」です。スピード感を持った開発が出来ることは元より、システム開発を提供した企業自身がそのシステムを運用し、事業環境やサービスの変化に伴って自身でシステムをより良いものへ改善していく、そのような環境を提供することがわたしたちのミッションです。

BlueMemeの目指す姿

技術の進化は非常に早く、現在ではAIによる労働者、いわゆるデジタルレイバーによるシステム開発が現実のものとして進んでおります。最新技術であるローコードによる開発とデジタルレイバーが融合することで、システムインテグレーターやシステム開発会社が人海戦術で行っているシステム開発の作業の多くは、今後次々と自動化されていくでしょう。
デジタルレイバーを活用することで、ビジネスモデルからシステムを自動的に構築し、データ分析から得られた知識や知恵を活用してビジネスモデルを更に改良していくという形に近づいております。その中で、技術者に求められるものは、ビジネスモデルとシステムを繋ぐ存在である「ビジネスアーキテクト」と感じています。
ローコードやデジタルレイバー等の最新技術を活用するための技術スキルと、業務を理解できるビジネススキルを持った、「ビジネスアーキテクト」と呼ばれる次世代の技術者を育成することが、日本のデジタルトランスフォーメーションを加速させるための大きな存在になるでしょう。

わたしたちは、進化を続ける技術を捉えながら、この大きなミッションを達成していくべくチャレンジを続けていきます。株主の皆様におかれましては、なお一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年6月29日
代表取締役社長 松岡 真功