APIのURLを制御する

REST APIを設計する最善の方法は、オペレーション指向ではなく、リソース指向であることです。 つまり、HTTPメソッドでAPIの意味合いがしっかりと定義付けられているということです。

・ GET /contacts/12 「特定のコンタクトを取得する」
・ DELETE /contacts/12 「特定のコンタクトを削除する」

OutSystems Platform 9によって、開発者は公開するREST APIのURLをカスタマイズでき、REST APIのベストプラクティスをより理解し、活用できるようになります。

URLのカスタマイズに関してはこちら(英語)


拡張性

REST APIの公開はとてもシンプルですが、それぞれが特異性と要件を持っています。 OutSystemsはREST機能拡張をよりシンプルにし、開発者がストレスのない作業を出来るようサポートします。 例えば、クライアントが一日ごとにリクエストの数を制限したり、全レスポンスをXMLフォーマットで返したい場合、デフォルトのJSONではなく、各リクエストを実行する前にロジックを実行することも可能です。 これにより、開発者は公開するREST APIが送るレスポンスを、作業の簡単さ・効率性を損なうことなくカスタマイズできます。

拡張性のコールバックに関してはこちら(英語)

拡張性のレスポンスに関してはこちら(英語)


トレーサビリティ

いったんREST APIが公開されると、開発者は公開されたAPIが正しく動いているか、顧客の求めるパフォーマンス性を満たしているかを確認する必要があります。OutSystems Platformは、公開されたREST APIを自動的に監視し、エラーやパフォーマンスメトリックスをキャプチャするため、開発者がレポートを閲覧できるようになります。
OutSystems Platform 9があれば、ITチームは各REST APIのログレベルを設定できるため、REST APIで何が起こっているかを一目で把握できます。 ログに関しては、ログエラーのみを取得するよう設定したり、全てのリクエストとレスポンスをログとして保存するよう設定したりすることも可能です。運用とトラブルシューティングにかかる時間を大幅に減らします。

REST APIのトラブルシューティングに関してはこちら(英語)


REST APIの使い方とテスト方法

REST APIメソッドのレスポンス構成を生成することは、簡単ではありません。REST APIにサービス仕様がなかったり、ドキュメントが古かったり間違っていたりと、使えないことがほとんどです。 長い試行錯誤の末に適切なレスポンス構成をつくりだしても、そのAPIが何千個もあるとしたら、企業にとって得策とは言えません。
OutSystemsはこの問題に着目し、「REST APIによる連携を出来る限りシンプルにする」という強い指針のもと、REST API使用を自動化する方法を改善しました。OutSystems Platform 9は、REST APIのアドレスを入力し、サンプルのパラメータを入れるだけで、サービスレスポンスに基づいて自動的にREST APIの構成を判別します。その後、ビジュアルロジック内に開発者がドラッグ&ドロップ操作を行えるインターフェースを作り出します。これにより、サービスが適切にドキュメント化されていなくても、1クリックでREST APIを使えるようになります。


1クリックで、すべてのREST APIを使用できます

APIは、すばやく簡単に新しい機能をアプリケーションに追加できるため、ソフトウェア開発において基礎的なテクノロジーとなりつつあります。その結果、APIはより賢く、複雑で、かつ大きくなってきました。いまやREST APIは何百ものメソッドを持っています。OutSystemsは、より開発や連携をしやすいように、APIを「1クリック」で使用できる機能を市場に先駆けて提供します。
OutSystems Platform 9では、個別にAPIを生成しなくても、全てのRESTサービスがワンステップで生成できるようになりました。REST APIで最も使用されるドキュメントであるSwaggerを用いたサービスであれば、一括生成も可能です。アプリケーションで公開されたRESTサービスも、Swaggerを使用しているため、OutSystemsのモジュールで公開された全てのREST APIの仕様が、1クリックでできるようになります。