アステリアとBlueMemeが業務提携、
業務システム開発の迅速化・内製化を推進

超高速開発基盤「OutSystems」とデータ連携基盤「ASTERIA Warp Core」が連携

アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)と株式会社BlueMeme(ブルーミーム、本社:東京都品川区、代表取締役:松岡真功、以下 BlueMeme)は、企業データ連携製品の国内市場で12年連続シェアNo.1※1製品である「ASTERIA Warp」のサブスクリプション(月額課金)型製品の販売代理店となる「ASTERIA Warp サブスクリプション パートナー※2」契約を締結したことを発表します。また、併せてBlueMemeは、販売および導入支援を手がける超高速開発基盤「OutSystems」と「ASTERIA Warp Core」を組み合わせたソリューションの提供を開始します。

<OutSystemsとASTERIA Warp Coreの連携イメージ>

パートナー契約締結の背景
近年、ビジネス環境の変化が加速し、生産性・競争力向上が企業に一層求められる中、社内システムのリプレイス(置き換え)・機能拡張などのニーズはもちろん、意思決定プロセスへのIT活用のニーズも増加しています。そのような中、様々なニーズに迅速に対応でき、ユーザー満足度の高い「アジャイル開発」などが従来型の開発手法に代わって注目されています。BlueMemeは、2012年よりアプリケーション開発保守運用の自動化・標準化プラットフォーム製品であるOutSystemsの販売および活用を通じた業務システムのアジャイル開発ソリューションを提供することで、業務システム開発の迅速化・内製化を支援してきました。

この度の業務提携により、データ連携の高速開発ツールであるASTERIA Warp Coreを活用して社内外に散在するデータを抽出・加工・変換し、さらにユーザーインターフェースの柔軟な開発を特長のひとつとするOutSystemsで迅速に開発した業務システムに連携させることで、内製化のカバー領域の一層の拡張、システム開発の迅速化を実現します。

また、OutSystemsのオープンソースウェブサイトで提供されたVoiceUI部品を利用することで、AIスピーカーなどからの音声入力をOutSystemsを介し、ASTERIA Warp Coreに連携、基幹システムなどとのデータの入出力処理を行うことが可能になります。両製品を組み合わせることにより、容易に業務システムを音声入力に対応させることが可能です。

今後のASTERIA Warpビジネスの展開
アステリアのASTERIA Warpは順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は7,000社を突破するとともに、企業データ連携市場(EAI/ESB)では12年連続シェアNo.1を継続し、業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。 今後も、ASTERIA Warpの多様なデータソースとの連携機能を駆使することで社内の情報資産の有効活用を実現し、新たなビジネスチャンスの獲得に貢献できるようなITソリューションの構築を推進してまいります。


「OutSystems」について

OutSystemsは、ポルトガルに本社を持つOutSystems社が提供する超高速開発基盤です。国内では、2012年に株式会社BlueMemeが初めて採用して顧客企業に導入を行って以来、様々な業種・規模の企業で採用されております。コードを書くことなくビジュアルにアプリケーション開発が可能で、開発から保守運用までをひとつのプラットフォーム上で実現し、バージョン管理やパフォーマンス分析などのライフサイクルサポート機能を備えています。また、Webアプリケーションだけではなくオフライン機能などを活用した高度なモバイルアプリケーション開発も可能です。
URL: http://www.bluememe.jp/outsystems


「株式会社BlueMeme」について

BlueMemeは、2012年に日本で初めて超高速開発基盤「OutSystems」の導入及び付随する開発を顧客へ提供して以来、OutSystemsの販売、ローカライゼーション、トレーニング及び日本国内の製品サポートを提供すると同時に、OutSystems+アジャイル開発を専門とした業務システム開発、技術支援も行なってまいりました。これまでBlueMemeが蓄積してきたアジャイル開発に関わる方法論やテクノロジー、サービスを「データ」「プロセス」「チーム」の3つのモデルに再整備・体系化してまとめた「agile SDK」(Service Delivery Kit)を、アジャイル開発をスタートする日本企業に向けて提供を開始しております。この「agile SDK」には多くの次世代テクノロジーをラインナップしており、それらテクノロジーをお客様のIT環境に適する形で提供するとともに、アジャイル開発に適合するプロセス整備やチーム育成などのサービスを提供することによって、急速なビジネス環境の変化に柔軟に対応が可能な業務システムの構築ならびに企業競争力の向上を今後より一層支援してまいります。
URL: http://www.bluememe.jp


「ASTERIA Warp」について

EAI/ESB製品の国内市場において12年連続シェアNo.1製品である「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータを、ノンプログラミングで連携できるASTERIA Warpを主力製品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えることが評価されています。ASTERIA Warp Coreは、ASTERIA Warpの厳選された機能を初期費用0円、月額30,000円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。
URL: https://www.asteria.com/jp/warp/


「アステリア株式会社」について

1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたアステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に7,267社を超える(2018年9月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,460件(2018年9月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
URL: https://www.asteria.com/

※1:テクノ・システム・リサーチ社「2018 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携を司る製品カテゴリーを指す。
※2:「ASTERIA Warp サブスクリプションパートナー」(略称:ASP)は、小規模システムや特定製品、クラウド型サービ スとの連携をターゲットとした ASTERIA Warpの新ラインアップ「ASTERIA Warp Core」を中心とした月額課金サービスの販売を担うパートナーのこと。
※3:現在、主流なマシンラーニングサービスのAmazon Alexa、Microsoft Azure、IBM Watsonなどを、OutSystemsのVoiceUIプラグインとして提供しております。 AlexaはAmazon.com,inc.の登録商標です。Microsoft AzureはMicrosoft Corporationの登録商標です。 IBM WatsonはIBM Corporationの登録商標です。


プレスリリース掲載URL

アステリア株式会社
https://www.asteria.com/jp/news/press/2018/11/14_01.php