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プレスリリース2020/05/29

クライアント先に出社して業務を行うITエンジニアの64.7%が
緊急事態宣言下でも出社、
その理由は「自宅からテスト環境や本番環境にアクセスできない」が約7割

withコロナで試される企業の適応力

ローコード開発基盤「OutSystems」の販売および受託開発・導入支援を行う株式会社BlueMeme(本社:東京都千代田区、代表取締役:松岡 真功、以下BlueMeme)は、緊急事態宣言前後におけるクライアント先に出社しているITエンジニアのテレワーク移行に関する実態把握を目的に、東京都内在住でクライアント先へ出社して業務を行うITエンジニア102名を対象にインターネットによるアンケート調査を実施しましたので発表いたします。

調査概要
調査期間:2020年4月27日〜4月28日
調査方法:インターネット調査
調査目的:緊急事態宣言前後におけるクライアント先に出社しているITエンジニアの働き方の実態調査
有効回答:東京都内在住でクライアント先へ出社して業務を行うITエンジニア102名

緊急事態宣言前、クライアント先へ出社していたと回答したITエンジニアは87.3%

「Q1. 現在、新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が出ていますが、宣言前の3月について、クライアント先へ出社していましたか? 割合を教えてください。」(n=102)の質問に対し、「100%出社」と回答したITエンジニアは61.8%であり、新型コロナウイルスが問題となった3月(緊急事態宣言前)において数日でも出社を要されたITエンジニアを含めると全体の87.3%を占める結果となりました。

そのうち、緊急事態宣言後にも出社が必要とされたITエンジニアは74.2%

1で「出社」と回答した方に「Q2. 緊急事態宣言が出たあとの出社割合を教えてください。」(n=89)と質問したところ、「100%」と回答したITエンジニアが18.0%、「出社:80%以上・在宅勤務:20%以下」と回答したITエンジニアが7.9%、「出社:50%以上~80%未満・在宅勤務:20%以上~50%未満」と回答したITエンジニアが9.0%、「在宅勤務100%」と回答したITエンジニアが25.8%と、緊急事態宣言前と比較して100%出社の割合は大きく減少したものの、緊急事態宣言下においてもいくらかの出社を必要とされているITエンジニアが74.2%存在することがわかりました。

緊急事態宣言下でも出社を必要とされたITエンジニアの約7割が「在宅勤務ではテスト環境や本番環境にアクセスできない」ことが理由と回答

Q2で「出社している」と回答した方に「Q3. 出社している理由を教えてください。」(n=66)と質問したところ、「個人や委託先の自宅からテスト環境や本番環境にアクセスできない」と回答したITエンジニアが69.7%に上りました。

Q3の理由以外にも「クライアント先からの要望」や「対面でなければ行えない業務である」など、ITエンジニアの出社理由は様々

Q1で「出社している」と回答した方に「Q4. 出社している理由を自由に教えてください。」(n=46)と質問したところ、「クライアント先からの要望」、「対面でなければ行えない業務である」などの理由が挙げられました。

自由回答・一部抜粋
・機密情報や個人情報が含まれる情報を扱うため(37歳)
・個人情報を扱っているため社外へ情報を持ち出すことができないため(31歳)
・IT関連機器の作業のため(47歳)
・対面での打ち合わせが必要(52歳)
・お客様オーダーにより、現地での作業を求められているため(43歳)
・端末のメンテナンス業務のため(47歳)
・顧客先の要請で出社が必要であるため(42歳)
・端末キッティング等実機操作が有る為(45歳)
・どうしても出社先でないと出来ない作業があり、社会的インフラとして重要な業務であるから(45歳)
・セキュリティーや開発環境の問題で在宅だけでは作業ができない(52歳)

まとめ

本調査により、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で企業のテレワーク化が進む中、緊急事態宣言下においてもクライアント先への出社を必要とされているITエンジニアは64.7%存在し、多くのIT企業が社員の完全なテレワーク移行に踏み切ることが出来ない状況にあることがわかりました。その理由として、「個人や委託先の自宅からテスト環境や本番環境にアクセスできない」が約7割と最も多く、その他「クライアント先からの要望」や「対面でなければ行えない業務である」などが上げられ、今後のBCP(事業継続計画)の策定においてもテレワークへのニーズが高まる一方で、完全なテレワークへの移行は難しい環境であることが明らかになりました。未曾有の事態において多くの企業が環境適応力に優れた組織風土の醸成に乗り出しており、新型コロナウイルス感染症による企業競争へのインパクトは計り知れません。アフターコロナにおける新しい生活様式としても、IT関連業務でのテレワーク化を促進できる仕組み作りが急務であると言えるでしょう。

株式会社BlueMeme(ブルーミーム)について

社名株式会社BlueMeme
代表者代表取締役 松岡 真功
所在地東京都千代田区神田錦町3-20
創業2009年6月(設立:2006年12月20日)
資本金3億6,850万円(資本準備金を含む)
URLhttp://www.bluememe.jp/

BlueMemeは、2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、ローコード市場を第一線でけん引して参りました。今日BlueMemeは、NoSQLやローコード等のプログラマが行う工程を自動化する様々なソフトウェアとアジャイル開発手法を組み合わせることで、大規模なアジャイル開発を実現し、その知見と技術を活用したサービス「次世代エンジニアの教育」「自動化技術を活用した受託開発」「アジャイルチームの構築支援」をご提供することでビジネスアジリティの向上を可能にし、グローバルな企業競争力を促進しております。また昨今、スマートフォンの普及から始まり、AI、IoT、AR、VR、キャッシュレスなど、デジタルテクノロジーの著しい変化からデジタルトランスフォーメーション(DX)がますます注目されており、様々な変化に柔軟に対応可能なアジャイル開発のアプローチは必要不可欠となりつつあります。BlueMemeは従来のサービスに加えて、開発方法論を体系化した仕組みとアジャイルに適したアーキテクチャをご提案することで、お客様のDXを推進します。

※BlueMeme及びOpenModelsは、株式会社BlueMemeの商標または登録商標です。
※OutSystemsは、日本及びその他の国における商標または登録商標です。
※本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。